○鮭川村指定無形文化財の指定及び保持者の認定基準

昭和47年10月6日

教委告示第3号

第1 村指定無形文化財の指定基準

(芸能の部)

1 音楽、舞よう、演劇、その他の芸能のうち次の各号の1に該当するものとする。

(1) 芸術上特に価値の高いもの

(2) 芸術史上特に重要な地位を占めるもの

(3) 芸術上価値が高く又は芸能史上重要な地位を占め、かつ、地方的又は流派的特色が顕著なもの

2 前項の芸能の成立、構成上重要な要素をなす技法で、特に優秀なもの

3 前2項の芸能又は、技法を成立させる上に欠くことのできない重要な技能又は技術で次の各号の1に該当するものは、当該芸能若しくは技法の一部として、又はそれらとともに指定することができる。

(1) 当該芸能又は技法の表現に伴なう技能が優秀なもの

(2) 当該芸能又は技法の表現に欠くことのできない用具等の製作、修理等の技術で優秀なもの

(工芸技術の部)

1 陶芸、染織、漆芸、金工その他の工芸技術のうち次の各号の1に該当するもの

(1) 芸術上特に価値の高いもの

(2) 芸術に資する技術として特に貴重なもの

(3) 工芸史上特に重要な地位を占めるもの

(4) 芸術上価値が高く、芸術に資する技術として貴重であり、又は工芸史上重要な地位を占めるもので、かつ、地方的特色が顕著なもの

2 有形文化財の修理、模写、模造等の技術又は規矩術等の建築術その他美術に関する技術で特に価値の高いもの

第2 村指定無形文化財の保持者の認定基準

(芸能の部)

1 村指定無形文化財に指定される芸能、芸能の技法又は芸能若しくは技術(村指定無形文化財の指定基準(芸能の部)第3項の技能又は技術をいう。以下同じ。)を高度に体現できるもの(2人以上の者が一体となって芸能、芸能の技能若しくは技術を高度に体現する場合は、これらのものを一体として保持者に認定することができる。)

2 村指定無形文化財に指定される芸能の技法若しくは技術を正しく体得し、かつ、これに精通している者

3 村指定無形文化財に指定される芸能の性格上保持者とすべき者の保持する無形文化財に個人的特色がうすく、かつ、保持者とすべきものが多数である場合には、それらの者の代表者を保持者(代表者)として認定することができる。

(工芸技術の部)

1 村指定無形文化財に指定される、工芸技術又は技術(村指定無形文化財の指定基準(工芸技術の部)第2項の技術をいう。以下同じ。)を高度に体得している者

2 村指定無形文化財に指定される工芸技術又は技術を正しく体得し、かつ、これに精通しているもの

3 村指定無形文化財に指定される工芸技術又は技術の性格上保持者とすべき者の保持する無形文化財に個人的特色がうすく、かつ、保持者とすべき者が多数である場合には、それらの者の代表者を保持者(代表者)として認定することができる。

この基準は、公布の日から施行する。

(昭和51年7月21日教委告示第6号)

この基準は、公布の日から施行する。

鮭川村指定無形文化財の指定及び保持者の認定基準

昭和47年10月6日 教育委員会告示第3号

(昭和51年7月21日施行)

体系情報
第7編 育/第4章 文化財
沿革情報
昭和47年10月6日 教育委員会告示第3号
昭和51年7月21日 教育委員会告示第6号